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凸版印刷と日の丸リムジンが古地図で江戸観光するタクシーツアーを開始

2016年11月24日

東京で旅客自動車運送事業を行う株式会社日の丸リムジンは、古地図に残る江戸城や大名・旗本屋敷、町人街、町奉行所、寺院などの歴史スポットを貸切タクシーで巡るツアー「タイムスリップタクシー」のサービスを2016年11月10日より開始しました。

トップ画面

タイムスリップタクシー

GPS機能で古地図に現在位置を表示

車両に備えられたタブレット端末上の観光案内図には、歴史的に貴重な古地図が表示されます。タクシーの移動中も、GPS機能により古地図上に現在位置を表示しながら、観光スポットの情報をVR(バーチャルリアリティ)、文字、音声などで自動再生します。

古地図

江戸の俯瞰古地図

利用イメージ

タブレットをかざすとVR江戸城天守閣が

このように、タクシーで都内を走りながら、あたかもタイムスリップしたかのように大江戸八百八町の街並みを楽しむことができることから「タイムスリップタクシー」とのサービス名称が付けられました。コンテンツは外国人観光客を想定し、まず日英中韓の4カ国語に対応したものとなっています。

ストリートミュージアムの技術を活用

高さ60mはあったと言われるいにしえの江戸城天守閣などを映し出すシステムは、凸版印刷株式会社が開発した「ストリートミュージアム」の技術を活用したものです。凸版印刷ではGPSとVR技術を使い、独自の情報管理・配信サーバ、リアルタイム・レンダリングシステム、閲覧アプリケーションを基盤とし、他の観光アプリなどとも連携できる共通のインタフェースも提供しています。

VR画像

VRで再現された江戸城天守閣

このシステムは、これまでに福岡城や熊本城、肥前名護屋城(佐賀県)、駿府城(静岡県)でのガイドツアーや、三内丸山遺跡(青森県)のタブレット端末によるITガイドシステム、富岡製糸場(群馬県)のCG映像ガイドツアーなどで多数の採用実績があります。
日の丸リムジンでは「江戸城コース」と「忠臣蔵コース」の2コース(車両はテスラモータースの電気自動車)を用意し、予約を受け付けています。

▼「江戸城コース/天守閣の復元と江戸町文化」
丸の内・三菱ビル~皇居周遊~銀座~築地~東京駅八重洲口~日本橋~丸の内・三菱ビル(所要:約1時間)
▼「忠臣蔵コース/赤穂浪士の辿った道」
丸の内・三菱ビル~吉良上野介屋敷跡~新橋・新生堂(義士ようかん、切腹最中など購入可)〜泉岳寺~東京タワー・霞が関官庁街・皇居〜丸の内・三菱ビル(所要:約3時間30分、日曜祝日休み)

参照サイト

※ヘッダ画像はイメージです。記事中の画像提供:凸版印刷株式会社/株式会社日の丸リムジン

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