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「飯田お練りまつり」に位置情報のクラウドサービス導入

2016年03月27日
飯田お練りまつりLIVE画面

2016年3月25~27日の3日間、長野・飯田市で開催された「飯田お練りまつり」で、市内を練り歩く40以上の出し物の位置情報が来場者に提供されました。利用されたのは、複数のスマートフォンの位置情報をウェブ上で可視化するクラウドサービス「GPS Punch!」というシステムです。

十二支の申年・寅年に開催

「飯田お練りまつり」告知ポスター

「飯田お練りまつり」は、十二支の申年と寅年に行われる地元の神社の式年例祭に合わせて実施され、今年は7年ぶりの開催でした。目玉となる大名行列は明治5(1872)年以来の歴史を持ち、「東野大獅子」は300年以上の歴史を持つ日本有数の獅子舞と言われています。人口約10万人の飯田市ですが、前回の開催では、のべ32万人超の来場者がありました。

出し物の位置をリアルタイムで確認

「GPS Punch!」

画像提供:レッドフォックス株式会社

一方、クラウドサービス「GPS Punch!」は、ITサービス企業のレッドフォックス株式会社(東京・新宿区)が、株式会社飯田ケーブルテレビとの協力のもと主催団体である飯田商工会議所に提供したもので、お目当ての出し物がどこで演舞しているかをリアルタイムで確認できるほか、駐車場の位置や混雑状況、トイレの位置などの情報も配信されました。同社は今回の実績をもとに、このクラウドサービスを日本全国で約14,000件ある祭礼(=公益社団法人日本観光振興協会調べ)に提供したいとしています。

参照サイト

※ヘッダ及び本文画像提供:「飯田お練りまつり」ウェブサイト及びレッドフォックス株式会社

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