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大和市がデンソーの防犯・防災情報アプリを導入し住民に提供

2017年10月25日

全国各地の自治体においてスマートフォン用の防犯・防災情報アプリの導入が進んでいます。これらのアプリでは、スマートフォン内蔵の衛星測位機能を活用して、地図上で現在地周辺の防犯・防災情報を簡単に調べられるほか、非常時に防犯ブザーを鳴らして、現在地の位置情報を家族などにメールで知らせる機能を搭載しているものもあります。
株式会社デンソーが開発した、防犯情報や防災情報を配信するiOS/Android向けアプリもその一つです。同社がタブレット端末を利用した地域情報配信システム「ライフビジョン」の開発で培ってきた技術やノウハウを応用して開発したもので、神奈川県大和市が「ヤマトSOS支援アプリ」として正式導入し、2017年8月から住民に提供を開始しました。

メニュー画面

ヤマトSOS支援アプリ

現在地周辺の防犯・防災情報を表示

ヤマトSOS支援アプリは、大和市内の防犯・防災関連のお知らせを配信するほか、交通事故多発箇所や避難所などを地図上に表示させるマップ機能を搭載しています。さらに日常時の防犯・交通安全対策のポイントや防災ガイドに関する動画も掲載します。
地図上に表示されるのは、広域避難場所、避難生活施設、スタンドパイプ消火資機材、AED、交通事故多発箇所などで、アイコンをタップすると詳細情報が表示され、その地点へのルートも表示できます。マップ左上の「犯罪情報表示」をタップすると、地図の表示エリアで起きた犯罪の件数が表示されます。空き巣、ひったくり、車上荒らし、自転車盗など犯罪種類別の件数も調べられます。

防犯・防災情報

地図上に防犯・防災情報を表示

詳細情報

アイコンのタップで詳細を確認

防犯ブザーを鳴らして位置情報を送信

このほか、非常時にブザー音を鳴らす防犯ブザー機能や、非常灯として活用できるライト機能も搭載しており、災害が起きた時にも有効なツールとして活用できます。防犯ブザーを鳴らした時に、事前に登録しておいた家族などへスマートフォン内蔵GPSが取得した位置情報をメール送信する機能も搭載しています。マップデータを端末にダウンロードできるので、災害時に携帯電話回線が不通となった場合でも利用できます。

防犯ブザー画面

防犯ブザー機能

ダウンロード画面

マップデータをダウンロード可能

※ヘッダ及び本文画像提供:株式会社デンソー/大和市

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