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[報告] PS-QZSS及びIS-QZSS説明会(センチメータ級測位補強サービス編)

2016年03月03日

2018年度から各種サービスの運用開始を目指している日本版GPS、みちびきの運用等事業を実施する準天頂衛星システムサービス株式会社は、2月12日に都内でセンチメータ級測位補強サービス編のPS-QZSS及びIS-QZSS説明会を開催しました。

会場風景

今回の説明会は、センチメータ級測位補強サービス編について「準天頂衛星システム パフォーマンススタンダード(PS-QZSS)」及び「準天頂衛星システム ユーザインタフェース仕様書(IS-QZSS)」のドキュメントが公開されたのに伴い行われたものです。

左から日本電気・細井氏、三菱電機・廣川氏、同・瀧口氏

左から日本電気・細井氏、三菱電機・廣川氏、同・瀧口氏

冒頭、日本電気株式会社 準天頂衛星利用推進室の細井俊克室長の挨拶に続いて、三菱電機株式会社の廣川 類氏が登壇し、「センチメータ級測位補強サービスは衛星航法システムの中で世界初のもので、これによって、いつでも、どこでも、無償でサービスを提供できるため、皆さまからいただいたフィードバックをもとに、より使いやすくするための改良を重ねていきたい」と述べました。

続いて同じく三菱電機の瀧口純一氏が、センチメータ級測位補強サービス編の「パフォーマンススタンダード(PS-QZSS)」と「ユーザインタフェース仕様書(IS-QZSS)」の概要を説明しました。瀧口氏は、信号構造の2チャンネル化や国際標準規格に準拠したメッセージの採用などの仕様変更や、サービス範囲拡大などの変更点、そしてL6信号の詳細な仕様について詳細に解説し、最後に設けられた質疑応答を経て、説明会は終了しました。

なお、下記ページに当日の配布資料をPDFで掲載しています。

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