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第3回準天頂衛星シンポジウム[速報]

2014年11月05日
「第3回準天頂衛星シンポジウム」の会場風景

2014年10月30日、東京・江東区の東京海洋大学 越中島キャンパスで「第3回準天頂衛星シンポジウム(QZSS産学官利用拡大プラットフォーム会議)」(主催・準天頂衛星システムサービス株式会社)を開催しました。

今年2月、7月に続き3回目となる今回は、科学警察研究所 犯罪行動科学部の原田 豊 部長、ジェイエムテクノロジー株式会社 IT事業本部の羽染 智 担当部長が、来賓として講演。原田部長は、身近な防犯に向け「地域の知」のデータ化に準天頂衛星システムを活用しようという提案を、自作のアプリ「聞き書きマップ」の実例も交え、紹介していただきました。またジェイエムテクノロジー株式会社の羽染 担当部長には、国土交通省の公募事業「G空間社会における山岳遭難防止対策モデル構築事業」で行う「みちびき」を利用した山岳遭難対策の実証実験等についてお話しいただきました。

「第3回準天頂衛星シンポジウム」のパネルディスカッション風景

今回、初めての試みとして実施したパネルディスカッションでは、産・学・官の各分野の有識者として、内閣府 宇宙戦略室の田村栄一企画官、東京海洋大学の安田明生 名誉教授、日本情報経済社会推進協会 電子情報利活用研究部の坂下哲也部長、日本電気株式会社の神藤英俊の4氏が登壇。日本宇宙フォーラムの吉冨 進 常務理事をモデレータとして、準天頂衛星システムの利用拡大に向けた取り組みについて議論を交わしました。

このほか、最新の事業計画の状況、利用拡大・推進のために行っている情報発信、イベントなどを、ご来場いただいた約150名近くの皆さまに報告しました。

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