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福井コンピュータ、GNSS機能を強化した測量用の現場端末システム発売へ

2017年05月24日

国土交通省は、ICT(Information and Communication Technology)を活用して建設現場の生産性向上を目指す取り組みi-Construction(アイ・コンストラクション)を推進しています。福井・坂井市に本社を置く福井コンピュータ株式会社は、このi-Constructionの中で推奨されているGNSS関連の機能を強化した測量用の現場端末システムの新製品「TREND-FIELD」を8月に発売すると発表しました。

GNSSとトータルステーションのハイブリッド観測に対応

TREND-FIELD

TREND-FIELDは、2014年に同社が発売した測量用の現場端末システムX-FIELDをリニューアルした新モデルです。測量業界においては、多くのユーザーはGNSSを基準点測量にしか使用していませんが、TREND-FIELDでは、逆打ち観測や任意点観測などにおいてもGNSSでの観測に対応することが可能となります。また、株式会社トプコンが提唱している、GNSSとトータルステーションのハイブリッド観測にも対応します。GNSSとトータルステーションを同時に接続して、自動切替で観測することができます。

新機能で測量作業の効率化を実現

さらに、土木・測量業界におけるオープンなデータ交換フォーマットであるLandXMLを読み込んで、TIN(Triangulated Irregular Network、三角形の組み合わせで地表を表現する数値地形モデル)の表示(平面)や、線形データなしでの任意点での出来形観測も可能となったほか、同社の3D点群処理システム「TREND-POINT」のヒートマップ(=単一の指標を色の塗り分けで可視化する手法)データを読み込んで、任意点計測の観測も行えるようになりました。これに加えて、地理院地図やGoogleのストリートビューの表示も可能となっています。これらの新機能により、測量作業の効率化を実現します。

地理院地図

地理院地図(左)やストリートビュー(右)も表示可

ストリートビュー

なお、従来モデルのX-FIELDに搭載されていた、トータルステーションによる現況観測や杭打ち、トータルステーション・電子レベルによる縦横断観測、写真撮影、トータルステーション出来形観測、クラウドサービス「CIMPHONY」を利用した現場と事務所のデータ共有などの機能も引き続き搭載しています。また、対応OSはWindows 10 Creators Update(64bit)/Windows 8.1(64bit)/Windows 7 SP1(64/32bit)で、パナソニック株式会社のタブレット端末FZ-G1シリーズに対応しています。

参照サイト

※ヘッダの画像は、イメージです。本文画像提供:福井コンピュータ株式会社