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ソニー、みちびき対応のIoT通信ネットワーク商用化へ本腰

2018年10月15日

昨年、IoT向けLPWA通信規格「エルトレス」を発表

ソニー株式会社とソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は昨年、GNSSによる高精度の時刻/周波数同期をキー技術とする独自の無線ネットワーク技術「ELTRES(エルトレス)」を発表しています。この技術は、トランシーバーなどと同じく、免許不要の特定小電力無線(20mW以下・920MHz帯)を利用するためLPWA(=Low Power Wide Area、低消費電力・広域)の一つと分類されますが、伝送速度を抑えることで、見通し100km以上の通信距離、及び時速100km以上の高速移動中でも通信可能という際立った特徴があります。

ELTRESによるIoTネットワークサービスの活用イメージ

ELTRESによるIoTネットワークサービスの活用イメージ

9月28日から東京都で国内プレサービス

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は9月28日、このELTRESによるIoTネットワークサービスの商用化に向けた国内プレサービスを、東京都で開始しました。単3電池2本で動作する送信端末は、みちびきやGPSから取得したGNSSデータ(時刻・座標など)及び本体電池残量を3分間隔で送信し、東京都(一部地域を除く)をカバーエリアとする基地局で受信します。正確な時刻、送信インターバル、周波数でデータを送信することで、小電力ながら見通し100kmを超える通信が可能となるため、同社では登山や海上での遭難対策、ドローンの安全飛行などさまざまなIoTシステムでの活用が期待されるとしています。

専用送信端末

専用送信端末。高価な水晶振動子を上回る時刻同期精度を自社製GNSSチップで実現した

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※画像提供:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社