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高崎市が徘徊高齢者をGPSで発見する救援システム運用へ

2015年09月24日

群馬県高崎市は、徘徊高齢者の早期発見を目的として、GPS機器の貸与に加え捜索・救援活動まで無償で行う「はいかい高齢者救援システム」の運用を10月1日から開始します。

GPS機器を無償貸与するのは、同市内在住の65歳以上で(認知症の周辺症状である)徘徊行動が見られるお年寄りを介護している家族や介護事業者。自治体が機器の貸与から救援活動まで無償で完結し、対象条件として介護認定の有無を問わず、家族だけでなく介護事業者も加えた制度は、全国でも初となります。

システムの利用には、事前に同市が高齢者の見守りを委託している事業者「高齢者あんしん見守りセンター」への登録を行う必要があります。見守り対象のお年寄りが所在不明になった際に、家族からの依頼に応じて同センターが端末の位置情報を探知し、メールで知らせます。同センターは年中無休24時間体制で対応しています。

高崎市は、9月10日に高崎警察署と「認知症高齢者の徘徊対策に関する協定書」を締結しており、機器貸与者の同意があれば、必要に応じて警察署に所在不明高齢者の位置情報を提供し、協力を得ます。警察が協力することで、遠方での迅速な保護も可能になると期待されています。

現在、同市内で介護認定を受け徘徊の可能性があるとされるお年寄りは約500人と見込まれ、貸与するGPS機器は当面は1千台が準備されています。小型で軽量の端末は、靴やリストバンド、衣服などに装着される予定です。

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