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SNSと位置情報を連動させるO2Oサービス「Social Beacon」が始動

2015年09月02日

オンラインとオフラインを相互連携させる「O2O」とは

「O2O」(オーツーオー、Online to Offline)と呼ばれるマーケティング手法があります。これは、インターネットのさまざまな機能を活用して(オンライン)、顧客に実際に店舗に来店してもらう(オフライン)取り組みです。この手法自体は以前からよく使われてきたものですが、近年、スマートフォンとSNS(Social Networking Service)が急速に普及したことで、この「O2O」という言葉がさらにクローズアップされてきました。

SNSは口コミ効果が高く、波及的に伝達して多くの人が瞬時に情報共有できるコミュニケーションツールであり、スマートフォン利用者の大多数に使われています。スマホにはGPS機能が搭載されており、手軽に位置情報を確認できます。その特徴を利用して、スマホの位置情報に基づいて利用者のニーズに合った情報を提供し、来店に結び付けようという試みです。

位置情報に連動してプッシュ通知を行う「Social Beacon」

データセクション株式会社と株式会社アイリッジは、集客と販売促進支援を目的とする「Social Beacon(ソーシャルビーコン)」というサービスを、今月から開始しました。

このサービスは、まさに「O2O」=オンライン・トゥ・オフラインと言うべきもので、SNS上のデータを分析し、利用者の「購買行動」や「ライフスタイル」「趣味趣向」や「健康状況」など一人一人の特性を押さえておき、GPS/Wi-Fi/iBeaconなどの位置情報と連動させて、クーポンなどの情報をプッシュ通知で配信する仕組みです。

「Social Beacon」の仕組み図版

「Social Beacon」の仕組み(提供:データセクション株式会社/株式会社アイリッジ)

利用者が指定エリアに入ったタイミングで、プッシュ通知で情報を配信できます。また、屋外や広い範囲のユーザーへ向けては「GPS」、屋内や細かい範囲のユーザーへは「Wi-Fi」連動で配信するといった組み合わせによる「位置情報連動配信」もできます。

たとえば、商業施設の周辺1km以内にいる利用者に「GPS」連動で告知・集客し、店舗に入ってきたら「Wi-Fi」で施設内の詳細情報やクーポンを配信し購買を促進するといった使い分けにより、「今この場所でほしい情報」を細かく指定した「呼び込み型」のセールス情報配信が可能です。

SNS上での「風邪をひいた」「焼肉が食べたい」といった投稿を解析し、該当店舗が近づくとクーポンが届く仕組みは、SNSと位置情報を組み合わせることで、日々変化する利用者の趣味やニーズに合わせた「One to One マーケティング」に近づくものと言えます。

両社は今年3月から業務提携してサービスの提供準備を進めてきましたが、機能を拡充し、今月から新たなサービスとして提供を開始することになったものです。

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