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水木しげるロードの観光PRに凸版印刷の多言語ARアプリを採用

2017年04月20日

スマートフォンに内蔵された衛星測位機能を活用し、位置情報に基づいて観光コンテンツを見られるアプリが各地で公開されています。その中でも、カメラをかざすだけで動画や音声など多彩なコンテンツを手軽に見られるAR(Augmented Reality、拡張現実)を使ったアプリは、外国人観光客の誘致にも有効に活用できます。

観光ガイドアプリ「旅道-TABIDO-」

凸版印刷株式会社が提供する「旅道-TABIDO-」もその一つで、このたび鳥取県境港市にある「水木しげるロード」のPRに採用され、3月29日から観光情報を配信しています。「旅道-TABIDO-」は多言語動画配信や自動音声翻訳が可能で、今後、同ロードに置かれた妖怪ブロンズ像など171体を多言語で解説するコンテンツを順次配信していく予定です。

多言語解説や周辺観光スポット紹介で滞留型観光地づくり

これまで凸版印刷は、多媒体に展開可能な観光コンテンツ配信基盤「旅道プラットフォーム」を使った多言語コンテンツの開発や、「旅道-TABIDO-」による観光支援、翻訳関連ソリューションによる外国人観光客の受け入れ環境の整備、観光施策の最適化に向けたインバウンドコンサルティングなど、地域の観光やインバウンドビジネスの支援のため、さまざまな取り組みを行ってきました。

一方の境港市は、中心市街地である商店街の賑わい回復と活性化を目的に、水木しげるロードにおいて、水木しげる氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」などに登場する妖怪ブロンズ像を歩道内に設置してきました。その結果、水木しげるロードは現在、国内外から年間200万人以上の観光客が訪れる人気観光スポットに成長しました。

ただ、水木しげるロードには来訪者の滞在時間が短いことや、多言語表記が一部に限定されているという課題がありました。凸版印刷と境港市は今回、これを解決するためにアプリを用いた妖怪ブロンズ像の多言語解説や、周辺観光スポットの情報発信を開始したというわけです。両者は、これによって滞留型の観光地づくりを目指します。

作品解説を多言語で楽しむことが可能

観光客は、アプリをインストールしたスマートフォンを使用し、妖怪ブロンズ像などに設置されたARマーカーにスマートフォンのカメラをかざして、作品解説を多言語で楽しみます。これにより、境港市出身の水木しげる氏の妖怪の世界を詳しく知ることができます。また、水木しげるロードだけでなく、その周辺についてもGPSの位置情報と連動した観光スポットを紹介していきます。

ARマーカーにカメラをかざし、コンテンツを閲覧

ARマーカーにカメラをかざし、コンテンツを閲覧(イメージ画像)

境港市は今回のアプリを使った観光PRと並行して、同市の持続的な発展を目的に、一方通行の導入や歩道拡幅を含むリニューアル改修を来年7月まで実施します。工事期間中も来訪者数の拡大を目的に夜間ライトアップなどを実施する予定です。

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※ヘッダおよび本文画像提供:凸版印刷株式会社/水木プロダクション