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京都府で、位置情報アプリを活用したデジタルスタンプラリー開催中

2017年10月18日

スマートフォンの衛星測位機能を活用したデジタルスタンプラリーを行うイベントが全国各地で開催されています。京都府の乙訓(おとくに)商工・観光協議会が、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと連携した観光プロモーションとして実施している「竹の里・乙訓周遊デジタルスタンプラリー」もその一つ。京都府内に設けられた各地のラリーポイントを巡ることで、賞品が当たる抽選に応募できます(2017年10月31日まで)。

このスタンプラリーには、京都府位置情報活用協議会が開発した位置情報活用イベントアプリ「こことろ」が使われています。「こことろ」はiOS/Android用アプリで、App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできます。

ラリーポイントは京都府内に全16カ所

京都府の向日(むこう)市、長岡京市と大山崎町の2市1町からなる乙訓地域は、京都と大阪に隣接する立地に恵まれ、古くから歴史に登場してきました。また、竹林が多く「かぐや姫」伝説発祥の地とも言われています。
ラリーポイントは、この乙訓地域に計16カ所(京都市:1カ所、向日市:5カ所、長岡京市:5カ所、大山崎町:5カ所)設置されています。スタンプラリーの参加者は、「こことろ」をインストールした上でラリーポイントを訪れると、衛星測位による位置情報をもとにスタンプを入手できます。

寺社や公園、交流センター、資料館などさまざまなスポットにラリーポイントが設置されていますが、必須ポイントは向日神社、勝竜寺城公園、大山崎町歴史資料館の3カ所で、他にもう1カ所好きなポイントを巡り、合計4カ所をクリアすると抽選に応募できるという仕組みです。

ARを活用したフォトコンテストも実施

スタンプラリー実施中には、ラリーの各ポイントでAR(拡張現実)によってスマートフォン上に表示されるご当地キャラクターや「すち子かぐや姫」と、実際の風景や人物とを組み合わせて撮影した写真を募集する「竹の里・乙訓フォトコンテスト」も同時開催されています。

ラリーポイントに表示されるARキャラクター等の一部

ラリーポイントに表示されるARキャラクター等の一部。左から、かぐ歩ちゃん(向日市)、お玉ちゃん(長岡京市)、ララン(大山崎町)、すち子かぐや姫、竹の里・乙訓かぐや姫

写真共有アプリ「Instagram」をiPhoneやAndroidスマートフォンにインストールし、公式アカウント「竹の里・乙訓フォトコンテスト」を検索してフォローした上で、撮影した写真に「#乙訓フォト」を付けて投稿することで応募できます。
位置情報を活用した、こうしたスタンプラリーとフォトコンテストは、地域の観光プロモーションに有効な施策として期待されています。

※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:京都府/よしもとクリエイティブ・エージェンシー

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