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ペットや子どもの迷子を防ぐ! GPS機能搭載の迷子札「BiKN」のシステム

2015年07月09日

ふとしたことで失くしてしまいやすいスマートフォンやカギ、ちょっと目を離すと迷子になってしまうペットや小さな子ども。それを未然に防ぐことができる道具があったら、便利だと思いませんか?
そんな時に役立つのが、位置情報を使って失くしたものを探せるアイテム。現在、いくつかの商品が販売されていますが、iPhoneで使える「BiKN」(ビークン)もその1つです。

BiKNは、米国テキサス州に本社があるツリーハウスラボ(Treehouse Labs)という会社が開発したアイテムで、本体はiPhone用のケースの形をしています。そこにはGPS機能を搭載しており、iPhoneを取り付けて、インストールしたアプリを使って失くしたものの居場所を探すことができます。今回は、このBiKNについて紹介します。

「BiKN」商品紹介サイト(英文)のキャプチャー画像

アラームとアプリを使って居場所を確認できる

BiKNは本体がiPhoneケースになっており、付属の発信機(BiKNタグ)とアプリ「myBiKN」をセットにして使用します。
まず、iPhoneをBiKN本体に取り付け、アプリをダウンロードします。そして、失くしたくないものにBiKNタグを取り付ければ、準備は完了。BiKN本体にタグのトラッキング機能が内蔵されており、BiKNが受信したタグの居場所をIPhoneの画面に表示できる仕組みになっています。
では、このBiKNの主な機能である、3つのモードを説明しましょう。

「BiKN」の機能紹介

(画像は、Treehouse Labs社の「BiKN」製品サイトより)

・Find(発見)機能:BiKNタグの位置情報をアプリで知らせてくれます。タグが発する呼び出し音が聴こえない場合でも、タグがある場所の方向と距離を確認することができます。
・Leash(皮ひも)機能:BiKNタグが指定した範囲から離れた場合にアラートしてくれます。
・Page(探索)機能:アプリを使ってBiKNタグに向けたメッセージを送信できます。

もしiPhone本体を紛失した時は、各アイテムに取り付けたBiKNタグのボタンを押せば、iPhoneケースからアラーム音を出すことができます。また、BiKN本体にはバッテリーと位置情報センサーが内蔵されているので、iPhoneの電源が切れていても位置情報を取得できます。

位置情報は、衛星測位、携帯電話、無線LANなどで取得

測位衛星イメージ図

BiKNのような位置情報を使ったアイテムやサービスは、ここ数年で私たちの日常により身近なものとなりました。位置情報の取得には、GPSなどの衛星測位、携帯電話のネットワーク、無線LAN(Wi-Fi)の主に3つの方法が使われています。

衛星測位は、人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に測定するシステムです。最低4機以上の衛星からの電波を受信し、受信までの時間をもとに衛星と自分との距離を測り、計算により位置を求めます。携帯電話ネットワークは、周囲の基地局の位置と携帯電話との距離を計算し、場所を推定します。Wi-Fiを使う場合は、携帯電話やスマートフォンの周囲にあるアクセスポイントを特定し、サーバーに記録された位置情報から自分の位置を推測します。

BiKNは、失くしものを探したり、子どものカバンやペットに付けて居場所を見守るといった使い方ができるほか、認知症のお年寄りに身に付けてもらえば「外出したまま戻ってこない!」という緊急事態にも役立ちます。今回は海外のアイテムを紹介しましたが、国内でも位置情報を活用した製品は日毎に増えています。どんなアイディアに位置情報が活かされているのか、ぜひ注目してみてください。

※ヘッダ画像、及び本文中の測位衛星が地球を周回する画像は、イメージです。