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東京エレクトロンデバイスが位置情報システムを構築するIoTキットを発売

2018年02月01日

東京エレクトロンデバイス株式会社は1月23日、位置情報システムを簡単に構築できる「TED Azure IoTキット-GPS」を発売しました。

これは、GPSトラッカーとIoTゲートウェイが一体化したGPSゲートウェイ端末を使用した位置情報システム構築キットです。GPS情報と外部センサーから収集したデータをクラウドサービス「Microsoft Azure」に送信し、ビジネス分析ツール「Power BI」を用いて位置情報の可視化を実現します。リアルタイムの位置測位や、クラウドデータベースサービス「SQL Database」に蓄積したデータの分析も行えます。

「TED Azure IoTキット-GPS」イメージ

「TED Azure IoTキット-GPS」イメージ

みちびきに対応したコヴィア製「Acty-G1」を採用

GPSゲートウェイ端末は、コヴィア社製の「Acty-G1」(Azure Certified端末)を採用しています。この端末はみちびきに対応しており、ジャイロセンサーや加速度センサーを標準搭載しています。GPSからの位置情報を取得できるアプリケーション(評価版)も利用可能で、これをインストールすることで端末をすぐに利用できます。キットには、このほか「Acty-G1」専用の外部温度センサーが付属しており、センサーを使用して温度情報を取得できます。

利用シーンとしては、物流業における荷物のリアルタイム管理・追跡、配送車両の運行管理や配送ルート効率化分析、配送時の温度管理、重機や設備・資材の所在管理などが想定されています。

※ヘッダの画像はイメージです。本文図版提供:東京エレクトロンデバイス株式会社

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