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アイサンテクノロジー、測量用UAV「Winser」を発表

2016年05月03日

名古屋市を本拠に測量や土木関連のソフトウェア開発などを行うアイサンテクノロジー株式会社は、2016年4月20~22日に幕張メッセで開催された第2回国際ドローン展において、空中写真測量とレーザーによる3次元計測を行う測量用UAV(自律型無人飛行機)「Winser(ウインザ)」を発表しました。

自律型UAVで約15分飛行可能

測量用UAV「Winser」

Winserを飛行させる様子

Winserは、平成27年新あいち創造研究開発補助金事業で製作されたプロトタイプ機での実証実験をもとに、産業用UAVで定評のあるプロドローン株式会社のノウハウを入れて開発した製品モデルです。機体重量は約9.5kgで、6セル12,000mAh(ミリアンペア)のバッテリーを2機搭載し、6機プロペラをモーターで駆動して約15分間飛行できます。マルチGNSS対応のUAVで、国内有数の開発力を誇るドローン製作会社によるハイスペックな6枚羽機をベースに安定した飛行を実現します。

測量用UAV「Winser」

Winserの本体部分

自動飛行、自動帰還等の自律コントロール機能を実装した自律型UAVを採用して安全性に配慮すると共に、高解像度カメラ(SONY α7)を搭載した写真測量システムを実装し、長距離・高密度レーザースキャナによる3次元レーザー測量システムも搭載しています。
同社では、写真測量及びレーザーに対応した後処理システム(100億点規模の大量点群の読み込みに対応したオリジナルソフト「3D WING」)を使ったソリューションビジネスに力を入れていきたいとしています。

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※記事中の画像提供:アイサンテクノロジー株式会社

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