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NTT Com、企業向け車両管理サービス「Vehicle Manager」の提供を開始

2016年09月15日

NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、株式会社スマートバリューとの協業で、8月29日より企業向けの車両運行管理サービス「Vehicle Manager」の提供を開始しました。

近年、衛星測位機能を搭載したデバイスを車両に設置して、営業車両の現在地や稼働状況などを把握する車両管理サービスのニーズが高まっています。こうしたサービスの中には、車両の位置情報を分析して、ドライバーの運転傾向を把握したり、ヒヤリハットマップを作成するなど、高度な分析サービスを提供するものも出始めました。

GPS内蔵の小型車載器を営業車両に

「Vehicle Manager」のしくみ

「Vehicle Manager」は、通信機能やGPS機能を内蔵した小型車載器を営業車両に設置して、車両ごとの運行日報や運転傾向分析、車両稼働実績などをアプリケーション上で閲覧・管理できるサービスです。NTT Comのネットワーク及びクラウド基盤上に、スマートバリューのM2M(Machine to Machine)/IoT(Internet of Things)サービス「CiEMS 3G(シームススリージー)」を連携することで、営業車両の運行管理を手軽に実現できます。

車載器はワンタッチで設置可能で、面倒な取り付け業者の手配や、車両の利用時間の調整などは不要です。車両を入れ替えた場合でも、新しい車両に車載器を差し替えるだけですぐに使用を開始できます。インターネットを経由せずにNTTドコモ網とVPN(Virtual Private Network)を直接接続できる「Arcstar Universal Oneモバイル」を利用して車両からデータを収集するため、高速かつセキュアに利用できます。

安全運転やコスト削減を実現する多彩な機能

運転成績表と運転日報のイメージ

運転成績表(左)、運転日報(右)のイメージ

「Vehicle Manager」が提供する機能は多彩で、運行日報や車両所在マップ、車両稼働実績のほか、ドライバーごとの運転成績表や、道路上の危険性の高い箇所を示したヒヤリハットマップなど、総務の車両管理担当者が必要とする各種機能をアプリケーション上で提供します。規定速度の超過や急アクセル/急ブレーキ、長時間のアイドリングなどが発生すると、所定の管理者に通知メールを送信する機能も搭載しており、管理者がウェブ画面を閲覧しなくても危険な運転を把握できます。

これにより、車両運行状況の管理や安全運転の確保が容易となるほか、交通事故削減による事故処理費用や自動車保険料などの関連コスト削減、エコドライブによる燃料費削減などの効果を期待できます。価格(税抜)は、車載器が35,000円(延長ケーブルは1,500円)、月額利用料は車載器1台ごとに1,500円です。

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※ヘッダの画像はイメージです。本文画像提供:NTTコミュニケーションズ株式会社/株式会社スマートバリュー

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