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測位航法学会による「Summer School on GNSS 2019」始まる

2019年08月01日

東京海洋大学 越中島キャンパス(東京・江東区)で7月29日~8月3日の6日間、衛星測位技術に関わる第一線の研究者・実務家による集中講義「Summer School on GNSS 2019」(主催:一般社団法人測位航法学会)が行われています。

みちびきの概要と測位補強サービスの詳細について説明する廣川類氏(三菱電機株式会社)

みちびきの概要と測位補強サービスの詳細について説明する廣川類氏(三菱電機株式会社)

参加者からの質問に答える坂井丈泰氏(電子航法研究所)

参加者からの質問に答える坂井丈泰氏(電子航法研究所)

GNSS技術を学べる機会として徐々に認知度を高め、7回目を迎えた今年は、アジア全域から100名を超える応募者がありました。定員は40名で、約半数が日本人、残りは外国人(中国、ミャンマー、フィリピン、スリランカ、モンゴル、タイ、パキスタン、インド、ネパール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジア)の参加者で、講義はすべて英語で行われます。参加者は学生、教職員、公務員、企業の技術者などさまざまで、修了者による国や業種を超えた交流も毎年続いています。

測位航法学会の安田会長

測位航法学会の安田会長

当時、衛星測位を世の中に役立てる人材育成の機会がまだ十分とは言えなかったことから、科学技術振興機構(JST)や企業の支援を得て、このサマースクールを立ち上げたという、測位航法学会の安田明生会長(東京海洋大学 名誉教授)は、「日本から情報を発信し、日本にシンパシーを抱く人々を増やすことは、東南アジアにおけるみちびきのプレゼンスを高める上でも重要と考えています。この講義がそうした機会になってくれるよう、引き続き取り組みを続けていきます」と語っています。

(取材/文:喜多充成・科学技術ライター)

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