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宇宙開発戦略本部が、新たな宇宙基本計画を決定

2015年01月09日

宇宙開発戦略本部は1月9日、宇宙開発利用に関する基本的な計画である宇宙基本計画を決定しました。この基本計画は、2013年1月に宇宙基本計画を策定した後、日本の宇宙政策を取り巻く環境が大きく変化したことを踏まえ、宇宙政策の基本方針を再構築し、宇宙基本法の理念を貫徹するため、新たな宇宙基本計画として策定されたものです。

この中で、衛星測位に関する具体的な取り組みとして、みちびき初号機の設計寿命が到来する2020年度以降も確実に4機体制を維持するため、2015年度からみちびき後継機の検討に着手すると記されました。

4機体制の構築後に、持続測位を可能とする7機体制確立に必要となる追加の3機は、2017年度から開発を始め、2023年度から運用を開始するとされました。その際には、開発・運用コストの縮減と平準化を図ると共に、米国GPSとの連携強化も検討することになりました。

また、アジア太平洋を中心とした諸外国でみちびきの利活用を促進すること、これらの地域で電子基準点網の構築支援に取り組み、測位衛星の利用基盤を強化することも記載されました。

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