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クラリオン、みちびき対応の4カ国語カーナビを発表

2016年06月11日

カーナビ大手のクラリオン株式会社は、みちびきに対応した法人向けリース・レンタカー向けのカーナビゲーションシステム「NXR16」を発表し、2016年6月から発売します。
同製品の特徴は、外国人観光客やビジネス客の利用を想定し、日本語・英語・中国語・韓国語の計4カ国語の音声案内を備え、地図表記も日英2カ国語を切替表示できる点です。画面も、ワイド7型VGA(640×480ピクセル)のタッチ式液晶パネル(2DINサイズ=幅18cm×高さ10cm)を搭載し、スマートフォンやタブレットと同様のタップ・スワイプによる操作が可能となっています。

NXR16

NXR16(画像提供:クラリオン株式会社)

古野電気の自律航法GNSSモジュールを採用

GV-86

GV-86(画像提供:古野電気株式会社)

測位機能に関しては、古野電気株式会社の自律航法GNSSモジュール「GV-86」を採用しています。GV-86は、みちびき、GPS、SBAS(静止衛星型 衛星航法補強システム)の信号を同時に受信でき、トンネルなどで衛星からの信号が途絶えた場合でもジャイロや加速度センサーの情報を組み合わせて自車位置を高精度に推定する機能(自律航法=デッドレコニング)を備えている点です。
古野電気では、10Hz(1秒間に10回)の高レート測位や高速測位性能(事前にPC経由等で衛星の軌道情報を入手しておけば測位時間を短縮できる「A-GPS」によりホットスタート1秒以下)などを通じて、業界最高クラスの測位精度を実現したとしています。

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※ヘッダの画像は、イメージです。

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