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みちびき2号機の機体公開を行いました

2017年04月07日

茨城・つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターで4月5日、みちびき2号機(準天頂衛星)の機体を報道機関向けに公開しました。

公開されたみちびき2号機

総合環境試験棟内で公開されたみちびき2号機。高さ6.5m、幅2.8mで、太陽電池パドル展開時の差し渡しは19m

内閣府・守山参事官らが2号機の特徴を説明

内閣府の守山参事官

内閣府の守山参事官

当日行われた記者説明会で、内閣府宇宙開発戦略推進事務局の守山宏道参事官(準天頂衛星システム戦略室室長)は、「世界に先駆けてサブメータ級、センチメータ級の補強信号を配信する」「災害時には避難所と災害対策本部を結ぶ通信を担う」など、みちびきの特徴を解説。道路交通、農業、物流、土木分野などでの応用例を紹介し、「各国とも、衛星測位技術がIoTなど次世代産業の基盤となるとの認識から、積極的な取り組みを行っています」と説明しました。

また、全国の科学館等で撮影された子どもたちによるカウントダウン映像を、衛星打ち上げ時のネット中継で放送する「みんなのカウントダウン」についても紹介しました。

三菱電機の二木氏

三菱電機の二木氏

続いて、三菱電機株式会社の二木康徳氏(鎌倉製作所宇宙システム部準天頂衛星システム課課長、みちびき2号機プロジェクトマネージャ)が、みちびき2号機、3号機、4号機の概要説明を、初号機との比較などを交えながら行いました。

準天頂軌道に投入される2号機/4号機の質量はペイロード部370kg+バス部1180kgで、軌道遷移・制御のための推進薬と合わせると打ち上げ質量は4000kgとなります。初号機の知見を踏まえ、太陽電池パネルの小型化などで軽量化を達成。その分の搭載推薬量を増やし、設計寿命を12年から15年に伸ばしました。また、静止軌道に投入される3号機はペイロード部475kg+バス部1215kgで打ち上げ質量は4700kgとなります。

2号機は、H-IIAロケット202型で打ち上げ

公開されたみちびき2号機

運用時は頭頂部のアンテナが地球を指向し、左右にある太陽電池パドルの取り付けられた面が南北方向を向く

打ち上げロケットは、2号機/4号機がコア機体の両脇に固体ロケットブースタ(SRB-A)を2本取り付けたH-IIA202型が使用されます。3号機は、SRB-Aを4本取り付けて打ち上げ能力を高めたH-IIA204型が使用されます。打ち上げ日時についての発表は、後日行われます。

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