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[報告] 横須賀市でみちびきを活用した防災実験

2016年01月14日

「地震で津波警報が発令され、携帯電話網等の通信が途絶した」との想定で、海岸沿いの公園から高台の目標地点まで素早く避難するという実証実験を、2015年12月6日、神奈川・横須賀市の久里浜地区で行いました。
これは、国土交通省のG空間活用事業の一環として「標識・サインを活用したプッシュ型情報提供検討協議会」(沖電気工業株式会社、横須賀市、国土交通政策研究所、アジア防災センター、日本アイ・ビー・エム株式会社、信号器材株式会社、株式会社ロードサービス、株式会社マイスター、宇宙航空研究開発機構の計9団体で構成)が行ったもので、津波災害情報を伝えるプッシュ型の情報提供にみちびきの活用を組み合わせる形で、午前・午後の2回に分けて実施しました。

久里浜コミュニティセンター

受付場所となった久里浜コミュニティセンター

ペリー公園

出発地点のペリー公園

情報提供装置

みちびきと連携した情報提供装置

情報提供装置の表示画面

当日は、みちびきの信号を受信した

当日、参加者は、地図や通信機器を使わず、測位データを取得する受信機を装着。一人ずつ順番に出発地のペリー公園を出て、約十数分で到着する目的地の神明第2公園を単独で目指しました。午前と午後では実験の方法を変え、途中、路上の要所9カ所に設置したプッシュ型の装置で避難情報を提供する場合(=午後の部)としない場合(=午前の部)の2通りのデータを取得しました。

避難情報の標識

午後の部では、避難情報を表示した

目的地へ向かう参加者

受信機を装着して単独で目的地へ

避難情報の標識

路上に設置された避難情報

神明第2公園

目的地の神明第2公園

今後は、標識等で避難情報が「提供される」場合と「提供されない」場合の被験者の行動と避難時間を、みちびきを使用した測位データから取得し、アンケート結果と併せて分析・評価します。その結果は、今年度中に国土交通省に提出されます。

参照サイト

関連情報

※ヘッダ画像は、ペリー公園で午後の部のスタートを待つ参加者