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[報告] 「立教小学校 情報科」授業見学レポート(2014年度)

2015年02月23日

東京都内にある立教小学校でみちびきを教材にした授業が行われました。
先進的な取り組みとして、授業の様子をご紹介します。

授業の様子

立教小学校

立教小学校は池袋からほど近い、立教大学に併設された小学校です。

石井輝義先生

授業を行うのは情報処理を専門に教えている石井輝義先生です。
今回の授業は4年生を対象として3週にわたって行われました。
・2015年1月14日(水) 準天頂衛星とは?
・2015年1月21日(水) 準天頂衛星の受信機及びタブレットを活用した実験
・2015年1月28日(水) 実験を通じて分かったことのまとめ

最新のIT機器がそろう教室

授業は最新のIT機器がそろう教室で行われます。
まずは石井先生より、みちびきの基礎知識と実験で使う機器について説明がありました。
子どもたちのまなざしは真剣です。

4人一組の班ごとに実験のための機材が貸し出されました。

1月21日(水)に行われた「準天頂衛星の受信機及びタブレットを活用した実験」では、4人一組の班ごとに実験のための機材が貸し出されました。
(1):みちびきの信号を受信できる「受信機」
(2):(1)の受信機から無線でデータを受け、位置情報を地図上に表示する「タブレット」
(3):(1)(2)の使い方を見ることができる「タブレット」
さぁ、外へ出てみちびきの信号を受信してみましょう。

子どもたちは実験のことで頭がいっぱい。

真冬の校庭は寒いですが、子どもたちは実験のことで頭がいっぱいです。熱気にあふれています。

3つの機器の機能と役割を確認し、自分たちが担当する機器を話し合いで決めます。

各班のメンバーで、3つの機器の機能と役割を確認し、自分たちが担当する機器を話し合いで決めます。

受信機とタブレットを接続します。

受信機とタブレットを接続します。なかなかうまくいかない班もありますが、石井先生は簡単にはやり方を教えません。子どもたちの解決力を養うためです。

雪が舞う中、短パンだけでなく半袖の子もいますね。元気です。

雪が舞う中、短パンだけでなく半袖の子もいますね。元気です。

みちびきの電波は3万km以上離れた宇宙からやってきます。受信機が隠れないように高く上げて電波を受信します。

みちびきの電波は3万km以上離れた宇宙からやってきます。受信機が隠れないように高く上げて電波を受信します。

タブレットに現在位置が正確に表示されました!

タブレットに現在位置が正確に表示されました! 子どもたちは大興奮です。
「みちびきってなんですか?」と聞いたところ、「今いる位置を教えてくれる日本の人工衛星です。」と正確に答えてくれました。

教室に戻り、校庭での実験を振り返ります。

教室に戻り、校庭での実験を振り返ります。

協力しながら感想をパソコンに入力します。

まだ慣れないキーボード入力に四苦八苦しながらも、協力しながら感想をパソコンに入力します。みちびきの専門用語も調べました。

「この子たちの中に、みちびきや宇宙に関心を持ち、家に帰って調べてくれる子が1人でも2人でもいてくれればうれしい」という石井先生の言葉が印象的でした。この授業を通じて、子どもたちの意識は3万km以上離れた宇宙にまで広がったはずです。次世代を担う子どもたちの成長が楽しみになる授業でした。

石井先生、そして、立教小学校4年生の皆さん、ありがとうございました!

子どもたちの感想

・みちびきを初めて見て・使ってみてすごく楽しかったです。最初はすごく知らないことがあったけど、すぐにいろいろな事が分かって楽しかったです。
・初めて見た時にこんなに小さいものでちゃんと居場所が分かるのかと思ったけど、せいかくに居場所が出ていてびっくりしました。
・みちびきを作った人はとってもすごいと思いました。僕が動くと現在地が動き、感動と共に日本の進歩を実感しました。 そしてみちびきの名前が世界に広まり、さらなるひやくに期待します。
・ぼくたちはみちびきのことを調べました。思ったことは、何万kmも上にいる、人工衛星の電波をうけとれるなんてすごいと思いました。

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