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三菱重工業、みちびき2号機打上げロケットのコア機体を公開

2017年04月25日

三菱重工業株式会社は4月19日、みちびき2号機の打上げに使用するH-IIAロケット34号機のコア機体を、愛知県海部郡飛島村にある飛島工場で報道関係者に公開しました。今回公開されたコア機体と呼ばれるのは、固体ロケットブースタ(SRB-A)と衛星フェアリング(衛星を保護するロケット先端部分の部材)を除く、第1段・第2段機体およびエンジンの部分です。

第1段機体

第1段機体

第1段主エンジン

第1段主エンジン

第2段機体

第2段機体

第2段エンジン

第2段エンジン

段間部(第2段下部)のみちびき衛星打上用ロゴマーク

段間部(第2段下部)のみちびき衛星打上用ロゴマーク

コア機体は今後、種子島に搬入予定

公開に先立って、H-IIA/H-IIBロケット打上執行責任者の二村幸基氏(三菱重工業株式会社 執行役員フェロー/防衛・宇宙セグメント技師長)が、打上げ計画の概要について説明しました。機体構成は、固体ロケットブースタ2本を用いるH2A202型であり、2010年にH-IIAロケット18号機で打ち上げたみちびき初号機とほぼ同じ飛行計画で実施することが発表されました。そして、コア機体はすでに機能試験を終了しており、今後は飛島工場を出荷し、海路と陸路を経て射場であるJAXA種子島宇宙センターに搬入予定であることが報告されました。

MHIの徳永建氏(左)と二村幸基氏(右)

三菱重工業株式会社 防衛・宇宙セグメント 宇宙事業部 H-IIA/H-IIBロケットプロジェクトマネージャの徳永建氏(左)と二村幸基氏(右)

子どもの声によるカウントダウンは世界初

続いて衛星の運用を担当する準天頂衛星システムサービス株式会社(QSS)が、打上げ時に行う応援イベント「みんなのカウントダウン」を解説しました。QSSに代表企業として参画する日本電気株式会社(NEC)の神藤英俊氏は、全国58団体1700人以上の方々に撮影して頂いた打上げカウントダウン映像をインターネットで放送するイベントであり、子どもたちの声による打上げカウントダウンは世界初の試みだと説明。当日放映する一部を抜粋したイメージ映像を上映しました。

「みんなのカウントダウン」イメージ映像の上映

「みんなのカウントダウン」イメージ映像の上映

さらに「みちびきの利用が幅広く国民生活に役立つことから、将来を担う子どもたちに“ロケットの打上げ”という夢のあるイベントを通じて、宇宙や科学、さらには日本の優れた技術力に触れ、興味や理解を深めてもらいたい」というイベントの主旨と、みちびき3号機打上げ時には同様のイベントの参加者を小中学校から公募することも説明しました。

支えられ、期待されているのを強く感じる

MHIの二村幸基氏

「みんなのカウントダウン」のイメージ映像を見た二村氏は、「一般の方々に支えていただいており、皆さんがとても期待してくださっているのを強く感じます。打上げ時は、一般の方とは全く触れ合わない場所で閉じ込もった形でオペレーションしており、パブリックビューイング等で皆さんがどんな気持ちでロケットの打上げを見ているか、生の空気で感じることがありません。このような形で映像を見せていただくと、ますますやる気が湧いてきます」と感想をコメントしました。

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