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[報告] S-NET準備会合(名古屋)

2016年02月15日

内閣府宇宙戦略室では、スペース・ニューエコノミー創造ネットワーク(略称・S-NET)を紹介し、有識者による基調講演、先行企業の事例紹介などを行うS-NET準備会合を、全国各地で開催しています。1月26日には、名古屋エリアにて準備会合を開催いたしました。
この日は、第1部の開会挨拶と基調講演に続き、第2部では、宇宙関連中小企業等による既存ビジネスモデルからの脱却に向けた講演を行い、続く第3部で、ベンチャー企業と宇宙関連企業それぞれの取り組みをパネルディスカッションで議論する構成となりました。

1・2部で、基調講演とプレゼンテーション

内閣府宇宙戦略室の守山宏道 参事官

冒頭、内閣府宇宙戦略室の守山宏道参事官は、S-NETは「宇宙」をキーワードに新産業・サービス創出に関心をもつ企業・個人・団体が参加する新たなネットワーク組織であり、こうした会合を重ねて積極的な議論を進めてほしいと挨拶しました。

A.T.カーニー株式会社・石田真康氏の基調講演

それを受けた基調講演では、A.T.カーニー株式会社の石田真康氏が「宇宙ビジネスの新潮流 ─ 宇宙機器産業におけるスペース・ニューエコノミーの可能性」と題して、1980年代以降の米国の状況を踏まえつつ、日本でのベンチャーマーケットの可能性を解説しました。

第2部では、まず「宇宙関連中小企業による新ビジネス、今後の事業戦略」として、多摩川精機販売株式会社の小池弘晃氏(開発営業本部 部長)と株式会社不二製作所の関澤美津季氏が登壇し、自社の状況を事例として紹介しました。さらに、その戦略をより具体的に進める方策として、リンカーズ株式会社の加福秀亙氏(代表取締役 COO)が、自社で展開する「下請企業のマッチングサービス」について説明しました。

3部は、2つのパネルディスカッションで議論

第3部は、パネルディスカッションと、その前段となるプレゼンテーションの構成を、パート1とパート2の2つに分けて行いました。

パネルディスカッション:パート1

パート1は、ベンチャー企業の「シード、アーリーステージにおける取り組み」として、PDエアロスペースの緒川修治氏のプレゼンテーションの後に、緒川氏と名古屋銀行の杉浦重明氏(法人営業部 課長)に、第2部でプレゼンした多摩川精機・小池氏、不二製作所・関澤氏、リンカーズ・加福氏の三氏が加わり、グローバルブレインの青木英剛氏(ベンチャーパートナー)をコーディネーターとして、「宇宙機器産業の中小企業におけるベンチャービジネス展開の可能性」を議論しました。

パネルディスカッション:パート2

パート2は、宇宙関連企業による「自社宇宙関連技術の他産業、新規事業への活用可能性」と題して、まず三菱重工業株式会社の小笠原宏氏(宇宙事業部 営業部長)、三菱電機株式会社の迎久幸氏(宇宙開発推進室長)、日本電気株式会社の小川俊明氏(宇宙システム事業部 主席主幹)の三氏が、それぞれ自社の宇宙関連技術のスピンアウトの可能性についてプレゼンテーションしました。その後、多摩川精機・小池氏が加わり、A.T.カーニーの石田氏のコーディネートによるパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは「宇宙技術の他産業、新規事業への活用可能性」をテーマに議論しました。

最後に中部経済産業局の渋谷浩氏(総務企画部長)より閉会のご挨拶をいただき、3時間に及ぶ会合が終了しました。

今後、沖縄、和歌山、福岡でも公開WSを開催

引き続き、S-NETの公開ワークショップを沖縄エリア、和歌山エリア、福岡エリアにて下記のとおり行います。リンク先から申し込みできますので、ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

▼沖縄エリア 準備会合(ワークショップ)
・日時:2016年2月17日(水)15時00分~18時30分
・場所:沖縄県青年会館 大ホール

▼和歌山エリア G空間ワークショップ
・日時:2016年2月22日(月)・23日(火)それぞれ13時30分~17時00分(受付13時00分~)
・場所:和歌山県民文化会館(南海電鉄和歌山市駅、JR和歌山駅よりバス)

▼福岡エリア G空間ワークショップ
・日時:2016年3月4日(金)13時30分~17時00分(受付13時00分~)
・場所:TKPガーデンシティ博多(JR博多駅徒歩5分)

また、3月には設立総会としてのローンチイベントを予定しています。日程等は、追って内閣府宇宙戦略室のウェブサイト等でご連絡いたします。