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センチメータ級測位補強サービス(CLAS)のユーザインタフェース仕様書及びテストライブラリCLASLIBの更新、並びに3号機からの試験配信について

2025年06月13日

内閣府宇宙開発戦略推進事務局

センチメータ級測位補強サービス(CLAS)においては、サービス向上のため補強対象とすることができる最大の衛星数(補強対象衛星スロット)を増加させる開発を進めており、今年度中のサービス開始を予定しています。
本改善について、ユーザインタフェース仕様書の6版を公開しておりましたが、開発状況を踏まえて一部内容を更新した7版のドラフト版(IS-QZSS-L6-007-Draft)を公開しましたのでお知らせいたします。

本ユーザインタフェース仕様書更新に対応したCLASLIBバージョン0.8.2 の公開も開始しました。ダウンロードやご利用条件については以下をご確認ください。

また、本改善に係るサービス開始に先立ちまして、試験配信を実施いたします。

・試験配信期間:2025年6月30日~2025年7月14日
・形式:IS-QZSS-L6-007-Draft
・配信衛星:準天頂衛星3号機
・使用信号:L6D

補足:
・試験配信用の信号には、アラートフラグを付与いたします。
・既存の受信機への影響はありません。
・準天頂衛星3号機から配信するパターンは、パターン2となります。
 3号機以外の号機より配信される現行のL6D信号と組み合わせることで、
 2パターンの補強情報を組み合わせた確認を実施することが可能です。
・都合によっては、試験配信を中止または中断させていただく場合がございます。

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