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災害・危機管理通報サービス(拡張)のサービス開始に向けた今後の予定について

2023年12月07日
内閣府宇宙開発戦略推進事務局

現在、災害・危機管理通報サービスでは、気象庁が提供している防災気象情報に基づいた情報を配信しています。追加の情報としてJアラート(ミサイル発射情報等)及びLアラート(避難情報)の配信並びにアジア太平洋地域向けの災害情報の配信のために、災害・危機管理通報サービス(拡張)(DCX)の整備を進めており、今後の予定について下記のとおりお知らせします。

               記

配信予定:
 2023年12月13日~ システム試験に伴うDCX試験用メッセージの配信
 2024年2月上旬頃~ DCXメッセージの試験配信(Jアラート、Lアラート、海外向け災害情報)
 2024年4月頃~ Jアラート、Lアラート配信に関するサービス開始
 2025年4月頃~ 海外向け災害情報配信に関するサービス開始

対象衛星:
 準天頂衛星2号機、3号機、4号機、初号機後継機

備考:
・DCXは、サブメータ級測位補強サービス(SLAS)や災害・危機管理通報サービス
 (DC Report)と同じくL1S信号を使用し送信します。
・DCXではJアラート、Lアラート及び海外向け災害情報を独自フォーマットに変換し、
 メッセージタイプ44を使用して送信します。
・DC Reportではメッセージタイプ43が使用されており、メッセージタイプが異なるため、
 DC Reportのユーザへの影響はありません。
・DCXのフォーマット仕様についてはユーザインタフェース仕様(IS-QZSS-DCX)として
 試験配信前に公開予定です。
・都合によっては、配信を中止または中断させていただく場合がございます。
・DCX:Satellite Report for Disaster and Crisis Management (Extended Information)

以上

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