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センチメータ級測位測位サービス(CLAS)の補強対象衛星スロット増加に係る検証の実施について

2025年07月22日

内閣府宇宙開発戦略推進事務局

センチメータ級測位補強サービスでは、サービス向上のため補強対象とすることができる最大の衛星数(補強対象衛星スロット)を増加させる開発を進めており、2025年9月上旬のサービス開始を目指しております。

本改善の検証のため、以下のとおり、IS-QZSS-L6-007にて定義されるCLAS Transmit Pattern 1または2のL6D信号を送信いたします。
本検証において、IS-QZSS-L6-007 4.1.1.2節にて定義される、CLAS Transmit Pattern 1と2の組み合わせによる補強対象衛星スロットの増加について問題ない旨が確認されたのち、補強対象衛星スロット増加の正式サービスを開始いたします。開始時期につきましては、WEBにてお知らせいたします。

・検証期間:2025年7月28日~2025年8月31日
・形式:IS-QZSS-L6-007
・配信パターン:

衛星名 PRN番号 CLAS Transmit Pattern
QZS2 194 2
QZS4 195 1
QZS1R 196 2
QZS3 199 1
 

・使用信号:L6D
・アラートフラグ:なし

補足:
・CLAS Transmit Pattern 1と2のL6D信号の組み合わせを実施しない、IS-QZSS-L6-005に準拠した既存の受信機では、本検証期間中も通常のCLASのサービスをご利用いただけます。
・都合によっては、検証を中止または中断させていただく場合がございます。
・IS-QZSS-L6-007に対応したCLASLIBについては、バージョン0.8.2として公開しております。ダウンロードやご利用条件については以下をご確認ください。

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