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準天頂衛星の軌道上における異常動作について

2018年06月05日
 内閣府宇宙開発戦略推進事務局

準天頂衛星システムについては、現在11月のサービスインに向けて技術的な確認・調整作業を実施しております。
昨年8月に打ち上げられた準天頂衛星みちびき3号機(静止軌道衛星)において、6月2日に、搭載されたL5S信号(測位技術実証サービス用信号)送信信号増幅部のA系とB系の切り替えを行うスイッチが意図せず切り替わるという異常動作が発生し、スイッチが動作しなくなるという事象が発生しました。

このため同様のスイッチを搭載している、みちびき2~4号機の信号について、装置の安全確認を行うため、試験信号の送信を一時停止しました。
本件事案の関連事象に詳しい専門家の意見も踏まえて原因究明と今後の運用方針の検討を行い、試験信号送信の再開をすることとします。

以上

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