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信号認証サービス

QZSS航法メッセージ(LNAV, CNAV, CNAV2)を認証の範囲とします。
- LNAV (L1C/A信号、L1C/B信号)
- CNAV (L5信号)
- CNAV2 (L1C信号)

また、地上システムの監視局で受信したGPS及びGalileoの航法メッセージも認証の範囲とします。

a)GPS

- LNAV (L1C/A信号)
- CNAV (L5信号)
- CNAV2 (L1C信号)

b)Galileo

- I/NAV (E1b信号)
- F/NAV (E5a信号)

a)QZSS信号認証

QZSS L1C/A (L1C/B), L1C及びL5信号に対して、それぞれのQZSS信号の航法メッセージに信号認証データ(電子署名)を埋め込んで配信します。
ユーザの受信機は、受信している測位信号がQZSから配信された本物の信号であることを、当該測位信号(QZSS L1C/A (L1C/B), L5, L1C)に埋め込んで配信される信号認証データ(電子署名)を検証することによって確認できます。

b)GNSS信号認証

GPS L1C/A, L1C, L5信号及びGalileo E1b, E5a信号を地上システムの監視局で受信します。その受信信号を基に信号認証データ(電子署名)を生成し、QZSS L6E信号で信号認証データ(電子署名)を配信します。
ユーザの受信機は、受信している信号がGPS, Galileoから配信された本物の信号であることを、QZSのL6E信号で配信される信号認証データ(電子署名)を検証することによって確認できます。

a)QZSS信号認証

QZSSの信号認証のカバレッジは、“衛星測位サービス“と同じです。

b)GNSS信号認証

GNSS(GPS, Galileo)の信号認証のカバレッジは、“高精度測位補強サービス(MADOCA-PPP)”と同じです。

以上

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