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災害・危機管理通報サービス「災危通報」

防災機関から発表された、地震や津波発生時の災害情報など、危機管理情報について、みちびき経由で送信するサービスです。このサービスは、サブメータ級測位補強サービスと同じくL1S信号を使用し、4秒間隔で災害情報などを送信します。

電源のある屋外設備(街灯、サイネージ等)や移動体(カーナビなどの車載機器等)での利用を想定し、災害時には受信した災害情報等を音声や表示で通知することができます。これにより、山間部などの通信網の脆弱な地域や地上インフラの被災により通信が途絶した状況においても災害情報などを迅速に伝えることができるようになります。

災危通報の利用イメージ図

災害・危機管理通報サービス「災危通報」

現在、災危通報では、気象庁が提供している防災気象情報を独自フォーマットに変換し送信しています。災危通報は東南アジアやオセアニア地域でも受信することができるため、気象庁が発表した遠地地震、北西太平洋津波情報など国外の情報も送信しています。また、災危通報で配信している情報をSNSでも配信するため、災危通報でどのような情報が配信されているかを手軽に確認することができます(SNS配信する情報は一部の災害種別を除きます)。

災害・危機管理通報サービス(拡張)「災危通報(拡張)」

災危通報による配信情報を追加し、2024年4月1日よりJアラート(ミサイル発射情報等)及びLアラート(避難情報)の配信を開始しました。また、災危通報と同様に日本以外でも受信することができるため、アジア太平洋地域の防災機関が作成した災害情報の配信も計画しています。

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