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準天頂衛星の試験運用の再開について

2018年09月07日
 内閣府宇宙開発戦略推進事務局

準天頂衛星システム3号機(静止軌道衛星)では、6月2日に、軌道上で送信信号増幅部のスイッチが意図せず切り替わるという異常動作が発生し、スイッチが動作しなくなるという事象が発生しました。(6月5日発表済み)
 
このため、みちびき2~4号機の信号について、試験信号の送信を一時停止し、専門家の意見も聞きながら原因究明と今後の運用方針の検討を行ってきました。今般、これらの検討が完了し、試験信号の送信を再開しますので、お知らせ致します。

調査の結果、衛星上の放電現象によりスイッチ駆動装置が誤動作したことによって3号機のL5S信号(測位技術実証サービス用信号)のスイッチ及びL1信号(衛星測位信号)のスイッチの一部が動作しなくなっていることが判明しました。
検討の結果、スイッチ駆動装置が誤動作した場合であっても今後衛星を安定した状態で運用することが可能となる処置を講じたことから、L1、L5Sを含むすべての信号の送信を再開することとしました。
なお、3号機のL1信号については、当初予定より低い送信出力で運用を行うことになりますが、通常の環境下で使用する場合には低い出力であっても信号を利用可能であることを確認しております。

内閣府としては11月のサービスインに向けて引き続き全力で準備を進めてまいります。

以上