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リストバンド型の高齢者見守り機器「みまもーら」

2017年02月21日

GPSを搭載した携帯機器は高齢者の徘徊見守り対策に有効ですが、3G通信やBLE(Bluetooth Low Energy)を使ったものは、機器のサイズや電波距離、バッテリー持続時間など、さまざまな弱点を抱えていました。

株式会社みまもーらは、これらの課題を解決するための新たな機器として、IoT(Internet of Things)向けネットワークLoRa、およびGPSを搭載したリストバンド型の高齢者見守り機器「みまもーら」の開発に成功したと発表しました。

リストバンド型の高齢者見守り機器「みまもーら」

緊急時にGPSで徘徊者の位置情報を取得

LoRaは、サブギガ帯の周波数と独自の変調方式を利用した通信規格です。IoT向け通信技術Low Power Wide Area(LPWA)ネットワークの一種で、電波が飛ぶ範囲がBLEよりも広く、3G通信の端末に比べて省電力性に優れているのが特徴です。

「みまもーら」は、携帯性に優れると共に、電波が届く範囲が10kmと広く、バッテリーも約10年間使用できます。同社はワイヤレスに特化したベンチャー企業である株式会社EASELと共に開発を進め、従来よりもサイズを小さくした機器(デバイス)の開発に成功しました。

「みまもーら」の利用イメージ

「みまもーら」は、特殊構造を持つ基板を採用したリストバンド型の機器で、時計のように腕に装着します。小型で生活防水にも対応しているため、日常的に使用できます。緊急時にはGPSで位置情報を取得することが可能で、家族はスマートフォンアプリを使って地図上で徘徊者の現在地を確認できます。

これまでも、昨年7月にMAMORIO株式会社および愛知県豊橋市羽根井校区自治会の協力のもと、18名の高齢者が参加し、MAMORIOの遺失物発見システムとして商用稼働中の位置情報プラットフォームである「MAMORIO」を高齢者見守りに転用した実証実験を行いました。また、特別養護老人ホームなどの複数施設で導入の話も進んでいるとのことです。今後は製品の詳細を3月に正式発表し、初夏に発売を予定しています。

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※ヘッダおよび本文画像提供:株式会社みまもーら