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都市部でのQZ1測位モード比較:4. まとめ

2015年06月11日

4. まとめ

都市部での実証でわかったこと

(1)高い建物に遮蔽されてGPSの可視衛星数が少なくなるが、QZS(L1C/A)やGLONASSを追加することで衛星数が増えてDOP(測位精度劣化係数、Dilution of Precision)が改善され、測位精度が向上する。
(2)GPSやGLONASSは、高仰角に位置するとは限らないので、高仰角でマルチパスの影響が少ないQZS(L1C/A)を使用することで測位精度が向上する。
(3)マルチパスや遮蔽の影響が大きく、電離層の影響が少ない環境のため、QZS(L1-SAIF)補強では高い効果は得られない。

4機体制での期待

(1)QZS(L1C/A)が増え、GPS等の可視衛星数が増えることでDOPが改善され、安定して精度の高い測位が期待できる。
(2)QZS(L1C/A)が常時高仰角に位置するのでマルチパスが改善され、恒常的に測位精度の改善が期待できる。
(3)QZS(L1-SAIF)補強については、さらに精度の高い方式に変更し、4機から配信することで常時利用できる。

4機体制になった時の衛星配置(2015年2月27日、東京をGNSS Viewで設定)

衛星配置アプリ

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