コンテンツです

都市部でのQZ1測位モード比較(3)

2015年06月11日

3. QZSとGLONASSの効果

(1)QZSの効果

・L1C/Aの効果
GPSのみの測位は移動ルートから外れた位置を多く示しているが、GPSとQZS(L1C/A)の測位は移動ルートとほぼ合っており、QZS(L1C/A)の効果は高いと言える。

・L1-SAIFの効果
GPSにL1-SAIF補強を行った測位はGPSのみの測位結果と比較し、大きな改善は見られなかった。

今回の実証は電離層の影響が少ない環境、時期に実施したため、大きな効果を得ることが出来なかったと考える。

(2)GLONASSの効果

GPSのみと比較し測位精度は向上しているが、GPSとQZS(L1C/A)よりも移動ルートと異なる測位結果が多い。

今回の実証では仰角の高いGLONASSが少なく、建造物による遮蔽やマルチパスの影響を受け、高仰角のQZSほど高い効果を得られなかったと考える。

*「赤枠」は、常時仰角が45度以上の衛星

*「赤丸」は、常時仰角が45度以上の衛星

関連ページ